麥策知識學院 Mai Strategy Knowledge Academy
坪量軽量化・サイズ縮小・印刷部数削減・用紙変更によって削減できる kgCO₂e と用紙重量(kg)を、すべて同一の係数データから再計算

印刷炭素削減効果換算ツール

基準案(用紙係数、米坪、寸法、枚数)と1つ以上の比較案を入力すると、本ツールが環境部の同一係数データを用いてそれぞれ再計算し、削減される kgCO₂e、基準に対する削減割合(%)、用紙の削減重量を一覧表示します。「再生紙への変更で X% 削減」といった根拠のない経験則は一切用いず、すべての数値は入力した仕様と選択した係数から直接算出されます。削減量が最も大きい案が最上位に表示され、比較案の排出量が基準より増加する場合は削減にならない旨を明確に示します。カーボンフットプリント算定ツールと同様に原材料(用紙)由来の排出のみを対象としており、試算値を炭素排出課徴金の申告やカーボンラベルの申請に使用することはできません。

更新日 2026-08-15 · 方法のバージョン v1.0.0

How to Use

  1. 「基準プラン」で「仕上がりサイズ」「用紙坪量(gsm)」「枚数」を入力し、「係数検索」で係数を1件指定
  2. 「比較プラン」では変更したい項目のみを入力:「変更後の坪量」「変更後のサイズ」「変更後の枚数」のいずれかを指定
  3. 用紙の種類自体も変更する場合は、「変更後の紙種係数(任意)」を展開して別の係数を選択
  4. 結果カードで「削減量(kg)」と「基準比(%)」を確認、赤字表記は比較プランの排出量が基準より増加していることを示す

計算方法と前提条件

係数の情報源および換算方法は印刷物カーボンフットプリント算定ツールと完全に同一です:環境部 CFP_P_02 静的ファイル、質量ベースの係数のみを採用、用紙総重量 × 1kg あたりの係数。

各比較案=基準の仕様を1つ以上変更して再計算したもの、削減量=基準の排出量 − 比較案の排出量。坪量の軽量化、サイズ縮小、部数削減はいずれも同一の係数を使用し、用紙の種類を変更する場合のみ別の係数を選択します。

あえてパーセンテージによる経験則は組み込んでいません。「再生紙を使用すれば X% 削減」といった出所の不明な数値は本ツールにふさわしくありません。用紙を比較する場合は、2つの係数を直接選択して数値そのもので比較してください。

結果は削減量の大きい順に並べ替えられます。比較案の排出量が基準を超える場合は「削減ではない」旨を明示し、並べ替えによって見落とされることがないようにしています。

調達部門や倉庫管理では kgCO₂e ではなく実重量(kg)が重視されるため、用紙の削減重量を個別に表示しています。

すべての演算はブラウザ内で完結し、入力内容がサーバーに送信されることはありません。

利用シーン

  • 基準:A4・200 gsm・5,000 枚、比較案:157 gsm に変更:21.5% 削減(用紙使用量も 21.5% 削減)。係数が変わらないため、2つの数値は一致します。
  • 同一基準で A5 に変更:面積が半分になるため、排出量と用紙使用量の双方が 50% 削減されます。
  • 印刷部数を 5,000 枚から 4,000 枚に削減:20% 削減。最も見落とされがちですが、最も確実な削減方法です。
  • 基準に上質紙 1.46、比較案にクラフト紙 1.22 を選択:16.4% 削減、この数値は完全に2つの係数の差によるものです。
  • 3つの案を同時に入力:削減量順に並び替えられ、最も効果的な案から優先して確認できます。
  • 営業と購買の間で斤量を落とすか意見が対立した際、それぞれの提案を一度にツールへ入力し、感覚ではなく同一の順位付け結果をもとに議論を集約

よくある質問

なぜ「再生紙への切り替えによる削減率」のプリセットがないのですか?
その削減率には明確な根拠(出典)が存在しないためです。本ツールの原則として、すべての数値が入力された仕様と選択された係数へ遡って追跡できる必要があります。再生紙を比較する場合は、該当する係数を直接調べて比較してください。
斤量を落とせば必ずCO₂削減になりますか?
原材料段階では、紙の使用重量が減るため確実に削減されます。ただし、斤量ダウンは紙のコシ(剛度)や印刷品質に影響を与える可能性があり、それは別の問題であるため本ツールでは判断しません。
比較案の排出量が基準より多くなった場合はどうなりますか?
ツール上で削減になっていないことを明示し、増加分の kgCO₂e を表示します。並び替えによって隠されることはありません。
これらの削減数値を ESG レポートに記載できますか?
相対比較の参考値としては可能ですが、製造工程や輸送を含まない、台湾環境部(MOENV)の二次係数に基づく原材料段階の試算である旨を明記する必要があります。絶対的な数値については完全な LCA を実施してください。
カーボンフットプリント試算ツールとはどう違いますか?
同一の係数データ、同一の計算方法を使用しています。試算ツールが単一案の絶対値を算出するのに対し、本ツールは複数案の間の差分を算出します。
これをもとにカーボンニュートラルを宣言できますか?
できません。削減とカーボンニュートラルは同義ではなく、本ツールではオフセットの計算も行いません。「カーボンニュートラル」「ゼロカーボン」「100% エコ」といった訴求は、EU においてグリーンウォッシュとして厳しく取り締まりの対象となっています。

制限事項と免責事項

  • 原材料段階のみを対象とし、製造プロセス、輸送、廃棄、バイオジェニックカーボンは含みません。
  • 斤量ダウンやサイズ縮小による、紙のコシ(剛度)、印刷品質、クライアントの受容性への影響は評価しません。
  • 試算値は、炭素賦課金の申告やカーボンラベルの申請には使用できません。
  • カーボンオフセットは一切計算しません。削減とカーボンニュートラルは同義ではありません。
  • 係数テーブルは取得日時点のものです。正式な用途で使用する前に、出典元にて再確認してください。

専門家のチェックが必要

ツールで算出される値はあくまでデジタル上の参考値です。量産に入る前の校正手配、仕様の確定、データに潜むリスクの確認など、印刷コンサルタントに事前に相談するほうが、印刷事故による刷り直しのコストを大幅に抑えられます

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