---
title: PantoneのTCXとTPGは何が違う？テキスタイルと印刷の色選びガイド
lang: ja
source: https://mindsprt.dev/ja/knowledge/pantonetcx/
---

# PantoneのTCXとTPGは何が違う？テキスタイルと印刷の色選びガイド

*印刷知識 · 6 分で読む · 2026-08-06*

> TCXとTPG、アルファベット1文字の違いで色合わせの結果は大きく変わります。本記事では2つの色見本の基材規格、色域ロジック、活用シーンを整理。テキスタイルのサンプル出しや印刷の色合わせで、もう迷いません

**クイック回答:** PantoneのTCXとTPGは、同じカラーシステムから生まれた2つの仕様です

## TCXとTPGは何が違うのか？なぜ混用してはいけないのか

Pantoneの色見本を初めて開いたデザイナーの多くが戸惑います。「同じ色番号なのに、末尾のアルファベットが違うバージョンが2つあるのはなぜか？」と。

TCXの正式名称はTextile Cotton eXtended。基材は100%コットンで、チップ自体が布地そのものです。一方、TPGはTextile Paper Greenの略で、コート紙に印刷されたPantoneファッション・ホーム＋インテリア（FHI）シリーズのペーパー版です（なおTPGの前身であるTPXも基本設計は同じですが、使われている紙や顔料が異なります）。

決定的な違いは次の3点です：

・基材（支持体）：TCXはコットン布、TPGはコート紙

・用途：TCXはアパレル、繊維、インテリア向け。TPGは印刷、塗料、プラスチック、パッケージの色校正向け

・色域と再現性：TCXは2,310色を収録。TPGも同じ2,310色の番号に対応していますが、色域座標は再キャリブレーションされています。TPXで使われていた鉛・クロム系顔料を排除して環境基準に適合させた分、彩度がわずかに低下しています

現場で本当によくあるトラブルが、デザイナーが画面上でTPGを見て色を選び、染色・プリント工場への発注時にはTCXの色見本で色合わせしてしまうケースです。番号自体は同じでも、基材や染料・インキの光反射率が異なるため、目視では確実に色差が生じます。基準が揃っていなければ、後工程でのトラブルは避けられません。

## 同じ色番号なら、TCXとTPGの色は完全に一致するのか？

結論から言えば、「見た目は似ているが、測色するとズレがある」となります。

Pantoneは2010年代半ばにTPXをTPGへと刷新しました。カラーパレットの構成は継承しているものの、用紙がコート紙に変更され、顔料処方も見直されて鉛やクロムを含まない仕様に切り替わりました。この改定はコットン（TCX）で色合わせを行うアパレル業界には直接影響しないものの、印刷や塗料業界にとっては無視できない変更でした。

具体的な影響は2点あります：

・色域と彩度：EUのREACH規則などの環境規制に適合するため、TPGでは鮮やかさがごくわずかに抑えられています

・メディア間の色合わせ：同じ色番号のTPGとTCXをD65標準光源下で測色した場合、ΔE（色差）はおおむね2〜4程度になります。目視で識別できるレベルですが、かけ離れているわけではありません

アパレルブランドにとって注意すべきは、パッケージ、紙袋、織りネーム、下げ札などを包括して展開する場合です。プロジェクト初期の段階で「生地はTCX、紙製品はTPG」と照合基準を切り分けておく必要があります。そうしないと、工場側で2つの異なる色基準が独り歩きすることになります。

## C、U、TPX、TCX、TPGはどう見分ける？

Pantoneの色見本は種類が多くて混乱しがちですが、構造を分解すればシンプルです。記号やサフィックスによって、基材、用途、カラーマネジメントの目的が規定されています。

・C（Coated）：グロスコート紙。商業印刷で最も汎用され、最も広い色域と高い彩度を発揮します

・U（Uncoated）：上質紙（非塗工紙）。紙の風合いがあり、インキが沈むため落ち着いた発色になります。名刺や書籍装丁によく使われます

・TPX（TPGの旧版）：ペーパー版チップ（2,310色）。現在はTPGに移行完了

・TCX：コットン版（2,310色）。テキスタイル・ファッション専用

・TPG：コート紙ペーパー版（2,310色）。印刷、塗料、プロダクト向け

実務では、制作物に応じて色見本を使い分けるのが基本です：

・紙の印刷物（化粧箱、ポスター、書籍）：CまたはUを使用

・ファブリック・布製品（アパレル、クッション、カーテン）：TCXを使用

・ハイブリッド案件（紙の下げ札＋布ラベル、異素材パッケージ）：両方の色見本を用意し、基材ごとに分けて照合する

要するに「これ1冊で万全」という色見本は存在しません。トラブルの原因は、基材の異なる色番号を「全く同じ色」だと思い込んでしまうことにあります。

## テキスタイルと印刷の色選び、正しいフローとは？

初めて取り組む方でも迷わないよう、標準的な作業フローを3ステップにまとめました：

・製品の基材を確認する：布製品は必ずTCX、紙製品はTPGまたはC/Uを指定する

・発注書には完全な色番号を記載する：「Pantoneの赤」といった曖昧な指示ではなく、「Pantone 18-1664 TCX」のようにサフィックスまで漏れなく明記する

・色合わせの光源を統一する：業界標準であるD65標準光源ボックスを使用する。テキスタイルも印刷も同じ光源下で照合しないと、色温度のズレによって体感の色差（ΔE）が広がってしまいます

補足：TCXとTPGでは色番号の表記が異なります（例：18-1664 TCX、18-1664 TPG）。入稿や発注の際は指示書に完全なコードを記載し、デザインデータ上でも該当するPantoneのスポットカラー（特色）として設定してください。そうすることで、印刷現場のRIPソフトが正しく色情報を解釈できます。

## 印刷時のわずかなズレ、CMYK近似色で代用できるか？

印刷現場で数え切れないほど受ける質問ですが、回答は明快です。「代用は可能だが、色差は避けられない」。

特色（スポットカラー）をCMYKに変換する処理は、ある色域を別の狭い色域へとマッピングする作業です。色域外の色は強制的に境界値へと圧縮されます。Pantoneの公式ツール（PantoneLIVEやカラーブリッジ）にもCMYK変換値が用意されていますが、あくまで近似値であり「印刷結果が完全に一致する」保証ではありません。

実務における判断基準は次の3つです：

・ブランドのコアカラー（ロゴやキービジュアル）：特色印刷を貫くべきです。インキ調色や版分けの追加コストを払う価値は十分にあります

・サブカラー・装飾要素（背景、パターン、イラスト）：CMYK近似色での代替を検討可。その際は指定根拠を入稿データ等に明記しておく

・メディア横断展開（生地＋パッケージ＋ラベル）：まずマスターとなる色見本体系を確定させ、そこから各メディア向けのCMYK近似値を展開する

「ブランドカラーを4色（プロセスカラー）だけで再現できないか」と相談される機会は多いですが、私の回答はいつも同じです。「可能ですが、仕上がりがデザインデータと多少異なる点は受け入れてください」。特色を使う最大の理由は再現の安定性です。コストを優先して安定性を犠牲にすると、結果的に刷り直しやクレーム対応で余計なコストがかかることになります。

## 重要ポイントまとめ

・TCXはコットン、TPGはコート紙。基材の違いが色差の最大の要因

・同一色番号のTCXとTPGでも、D65標準光源下でのΔEは約2〜4あり、目視で識別できる

・繊維製品にはTCX、紙製品にはTPGを使用。メディア横断案件では両方の色見本を揃える

・発注時は「Pantone 18-1664 TCX」のようにサフィックスまで含む完全なコードを記載する

・ブランドのコアカラーは特色印刷を徹底し、CMYK近似での代用は装飾要素にとどめる

## さらなる考察

テキスタイル、パッケージ、紙媒体を一貫して手掛けるマルチメディアのブランディング案件が増加しています。実際の現場を見ても、色見本の基準が曖昧なことによる色合わせトラブルは、インキ代や用紙選定のミスよりも圧倒的に多く発生しています。キックオフの段階で「カラーシステム基準」を明確にし、布地にはTCX、紙製品にはTPG、コート紙印刷にはCと、適用ルールを切り分けておくことがスムーズな進行の鍵となります。ブランドの一貫展開が初めての企業様には、[Mai Strategy ナレッジアカデミーのコンサルティングチーム](https://mindsprt.dev)が色校正から量産に至るカラー基準の統一をサポートし、手戻りの工数を削減します。配色や特色管理に関する体系的な知見については、[Mai Strategy ナレッジアカデミーのニュースレター](https://mindsprt.dev)でも定期的に配信しています。

## 関連記事

・[Pantone色番号の正しい使い方：デザイナーと発注担当者のための特色完全ガイド](https://mindsprt.dev)

・[Pantone 6Cとは？色見本帳の選び間違いを防ぐ基本知識](https://mindsprt.dev)

・[Pantone色番号の検索と印刷色合わせ完全攻略ガイド](https://mindsprt.dev)

・[Pantoneカラーチップの使い方：特色の色合わせガイド](https://mindsprt.dev)

## FAQ / よくある質問

### Pantone TCXの色見本を印刷会社での色合わせに使えますか？

おすすめしません。TCXはコットン製の色見本であり、繊維用染料と紙用インキでは光の反射特性が異なります。印刷現場の色合わせ基準はTPGまたはC/Uであるため、TCXを使うと目視で色差が生じます。

### TPXとTPGの違いは何ですか？古い色見本はまだ使えますか？

TPXはTPGの前身バージョンです。色番号体系は同じですが顔料処方が異なり、現行のTPGでは環境規制に準拠して鉛やクロムを含む顔料が排除されています。状態が良ければTPXでもおおよその確認は可能ですが、新規案件では現行のTPGを使用することを推奨します。

### TPGの色数が2,310色では足りない場合はどうすればよいですか？

TPGはFHI（ファッション・ホーム＋インテリア）シリーズに属し、2,310色で一般的なブランディング需要の大半をカバーしています。蛍光色やメタリックカラーなどの特殊な色域が必要な場合は、Pantone C（Coated）やPantone Metallicsなどの専用色見本を使用してください。

### デザインデータはスポットカラー（特色）とCMYKのどちらで設定すべきですか？

特色（スポットカラー）で設定する必要があります。スポットカラーにしておくことでRIPがPantone色番号を正しく認識します。CMYKにしてしまうとデータ作成ソフト側で4色分解されてしまい、特色インキとしての指定ができず、意図した色からズレてしまいます。

### モニター上で見るPantoneカラーと実際の印刷仕上がりには必ず色差が出ますか？

必ず色差が生じます。モニターはRGBの発光体であり、印刷物は光を反射して発色する反射体という物理的な違いがあるためです。画面上の色はあくまで参考とし、最終的な色合わせは必ず標準光源下で実物の色見本を確認して行ってください。


---

> HTML version: https://mindsprt.dev/ja/knowledge/pantonetcx/
> MINDS — 麥思印刷整合有限公司 · https://mindsprt.dev
