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title: Pantone 2025年トレンドカラーを印刷デザインにどう活かす？カラー変換と用紙・加工の組み合わせ
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source: https://mindsprt.dev/ja/knowledge/pantone2025/
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# Pantone 2025年トレンドカラーを印刷デザインにどう活かす？カラー変換と用紙・加工の組み合わせ

*印刷ノウハウ · 4 分で読む · 2026-07-22*

> 毎年12月に発表されるトレンドカラーは、デザイナーも印刷会社も振り回されがち。
この記事では現場のリアルなノウハウをもとに、Mocha Mousseを画面上のひらめきから正確な印刷物へ落とし込む方法を解説します

**クイック回答:** 毎年12月に発表されるトレンドカラーは、デザイナーも印刷会社も振り回されがちだ

## 概要

Pantone 2025年のトレンドカラー「17-1230 Mocha Mousse」を正確に印刷再現するには、ソフト上のCMYK変換値だけに頼ってはいけない。紙の質感や表面加工の条件までまとめて考慮する必要がある。

実務では「MINDS（MS、ミドル〜ハイエンド向け完全フルカスタム商業印刷）入稿3ステップ」のプロセスをそのまま適用し、この温かみのあるモカ・ムース色を、抽象的なイメージから印刷ラインで安定再現できる生産スペックへと落とし込んでいる。

ここ2か月、クライアントから新色見本帳を手に「どう印刷すればいいか」という問い合わせが殺到している。そこで、私が現場とデザインの現場を行き来する中で培った経験を、ここで一気に噛み砕いてお伝えする。

## なぜ画面上のモカ・ムースは印刷すると色ズレが起きるのか？

グレーのニュアンスを含んだこのウォームブラウンは、発光する画面上では透明感と温かみに満ちて見える。

だが、ソフトのデフォルトCMYK数値でそのまま変換し、非塗工紙（上質紙など）に印刷すると、くすんだ泥のような色になりがちだ。

原因は明快。Pantone色見本帳は個別に調合された特色（Spot Color）インキであり、CMYKは4色の網点のかけ合わせだ。根本的な発色ロジックが違う。

特色印刷（Spot Color）：あらかじめ調色室で特定比率に調合した単一色のインキを使用し、独立した印刷ユニットで刷る手法。CMYK4色掛け合わせでは絶対に出せない彩度と安定した品質を実現できる。

## Pantone 2025の色番号を受け取ったら、データはどう設定すべきか？

まだ焦らないでほしい。

すぐにIllustratorを開いて色を指定するのではなく、まずは入稿・印刷条件を確認すること。

発注側がよくやるミスは、数字の羅列だけを調べて、それがコート紙用（C）なのか上質紙用（U）なのかを把握していないことだ。

モカ・ムースのようなアースカラーは、用紙によるインキ吸い込みの差が激しい。データの初期設定が少しでもブレると、本刷りで惨事になる。

・色名と用紙仕様（C/U）は必ずフルネームで確認する。17-1230 TCX（布用色番号）で印刷発注するのはご法度。対応するFormula Guideの「C」または「U」付き色番号を探すこと。

・画面の色で確認するのは完全に捨てること。実物の色見本帳を持ち、D50標準光源下で選んだ用紙と直接見比べる。

・最初からブランド側と色許容範囲の合意を作っておく。CMYK分解で印刷する場合は、どこまで近づけられるかの限界値を事前にすり合わせてサインを交わす。

トレンドカラーを活かしたプロジェクトの実現可能性をプロのチームに評価してほしいなら、[MINDS Knowledge Academyアドバイザーチーム](https://mindsprt.dev) へ直接連絡し、事前の実物カラープランニングを進めるといい。

## Mocha Mousseに最もマッチする用紙と表面加工とは？

このトレンドカラーの魅力は、チョコレートやコーヒーを思わせるなめらかな質感にある。

紙の上でこの質感を再現するには、適切な用紙と表面加工を選ぶことが勝負の分かれ目だ。

ここ最近のテスト結果から言っても、このニュートラルでやや温かみのある色は、用紙の下地にものすごく左右される。

・塗工紙（コート紙など）を使えばインキが紙面に留まり、Mocha Mousse本来の発色と重厚感を再現する最も確実なアプローチになる。

・インキ吸い込みが大きい非塗工紙（ラフ紙や高級上質紙など）だと、モカブラウンは確実に沈んでくすむ。印刷現場でインキ濃度を上げるか、UV印刷に切り替えてカバーする手調整が必要だ。

・ベタで広面積にこのブラウンを敷くなら、水性マットニスやベルベットPP加工を重ねるのが強く推奨される。ムース特有の上質で心地よい質感と手触りが一気に引き立つ。

## 予算が限られる中小企業は、どう刷ればコストパフォーマンスが高いか？

すべての案件で特色の専用版を起こす予算があるわけではない。

予算がシビアなら、割り切りが必要だ。

・Mocha Mousseをロゴや重要見出しなどのワンポイントに絞り、周囲に余白を持たせる。これで、大面積のCMYKかけ合わせで起きやすいトーンジャンプ（帯状ムラ）という致命的リスクを回避できる。

・大量印刷の前に必ずデジタル校正を出し、CMYK近似値の限界を確認。校正紙にサインして、印刷現場のオペレーターが色合わせする唯一の基準とする。

・[MINDS Knowledge Academyメルマガ](https://mindsprt.dev) に登録して、こうした現場直伝のコスト削減＆失敗回避ノウハウをチェックしてほしい。

技術がどう変わろうと、印刷の本質は「人と標準」のコミュニケーションだ。

データを正しく設定し、用紙を吟味し、検品基準を事前に明確にする。これさえ徹底すれば、印刷事故は防げる。

## ポイントまとめ

・Pantone色番号の印刷変換は、数値を入れるだけで終わらない。実物の色見本帳と用紙による「物理的な色合わせ」こそがすべてだ。

・モカ・ムース色は非塗工紙だと非常によごれやすく沈みやすい。校正とインキ量の調整で色相と階調を守り抜くこと。

・「MINDS（MS）入稿3ステップ」でデザイン稿・用紙・現場基準の認識を揃えれば、無駄な回り道や刷り直しを確実に減らせる。

## 一歩進んだ考察

自動カラー変換ツールをアピールするSaaSサービスが増えてきた。しかし物作りの現場では、室内の湿度、用紙のロッド差、印刷機の調子といったパラメータまで計算できるわけではない。

ソフトは最も近いCMYK数値を弾き出してくれるが、最終的に「ブランドらしい色か」を決めるのは、印刷オペレーターの目と手元にあるOK校正紙だ。

技術が進んでも、現場への落とし込みという最後の1マイルを支えるのは、素材を知り尽くしたプロの頭脳にほかならない。

## 関連記事・リンク

・[Pantone 2025年トレンドカラー](https://www.pantone.net.au)

## FAQ / よくある質問

### Pantone 2025 Mocha Mousseは直接CMYK印刷に変換できますか？

ソフト上のCMYK変換値はあくまで目安です。実際に印刷すると特色本来の彩度が失われやすいため、まずは実物の色見本帳を使って目的の用紙上で色差を確認することをおすすめします。

### Pantoneの「U（Uncoated）」版色見本帳を選んだのに、上質紙に印刷すると暗く沈んでしまうのはなぜですか？

非塗工紙はインキの吸い込みが激しく、さらにMocha Mousse自体がグレーのニュアンスを含んでいるため、発色は必ず沈みます。通常は印刷オペレーターが紙質に合わせてインキ吐出量を微調整する必要があります。

### 色が合わない場合、責任はデザイナーと印刷会社のどちらにありますか？

事前に基準が設定されていないことが主な原因です。入稿前に用紙仕様や検品・納品条件を明確にしておけば、水掛け論のようなトラブルは防げます。


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