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title: artwork と prepress とは？3 ステップで印刷入稿の差戻しを防ぐ
lang: ja
source: https://mindsprt.dev/ja/knowledge/gsc-artwork-and-prepress-7001f713/
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# artwork と prepress とは？3 ステップで印刷入稿の差戻しを防ぐ

*入稿データ作成 · 5 分で読む · 2026-07-28*

> 印刷初心者が最初に躓くのは artwork と prepress を混同しているケースがほとんどです。この記事では両者を平易に切り分けて整理します。押さえるべきは「解像度・カラー・塗り足し」の3 関門だけ。残りはお任せで OK

**クイック回答:** Artwork（アートワーク）は印刷会社へ渡すデザインファイル、prepress（プレプレス）はそのファイルが印刷機に載る前に行われるあらゆるチェック・変換工程です。両者は切り離せない関係で、artwork がちゃんとしていなければ prepress で挽回できる範囲は限定的。逆に artwork が綺麗に作れていれば、prepress は量産へスムーズに進み、品質と納期が安定します

## artwork と prepress の違いはどこにある？

Artwork は作り終えた「デザイン原稿」、prepress はその原稿を「印刷できる状態に整える」すべての前段作業を指します。両者はまとめて語られがちですが、責任の所在は別です。artwork の成败はほぼデザイナー側に、prepress の細部は印刷会社の製作担当が引き受けます

実務上、prepress はおおむね4 つの作業から成ります。RGB を印刷用の CMYK に変換する、塗り足しとトンボを入れる、文字をアウトライン化する、解像度とオーバープリント設定が揃っているか確認する。印刷会社へ渡す前に自分で済ませておきたいのは最初の 3 つで、残りは製作側に任せると一番効率がいい

台湾で一般的なデザイン入稿フローはこうです。デザイナーが Illustrator か InDesign で PDF を作り、[MINDS 印刷](https://www.mindscmyk.com/)のようなフルカスタム対応の商業印刷会社へ渡し、製前部門がチェックと面付けを行う流れです。一方、オンライン発注の小売り印刷（[MINDS Print](https://www.mindsprt.com/)の名刺・ステッカーなど）は自動チェック中心で、PDF をアップロードするとシステムがよくあるエラーを先に弾いてくれます。初心者にはこのルートが一番とっつきやすい

## 入稿前に自分でチェックすべき 3 つのこと

印刷の差戻しの 9 割はこの 3 つのどれかが原因です。最短ルートとして並べておきます

・解像度：300 dpi を下回らないこと。これが平面印刷の業界標準的な基準で、これ未満だと印刷時にぼやけます。素材サイトや業界の共通認識として、ISO 12647（国際印刷標準化機構が定めた印刷工程規格）が求める画像品質が目安になります。デジタルカメラの元データが十分大きければ問題なし、ウェブから拾った画像はまず足りません

・カラーモード：RGB は必ず CMYK へ変換を。画面は RGB（赤・緑・青の光で表示）、印刷は CMYK（シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックのインキを重ね刷り）で再現領域が違います。画面で鮮やかな蛍光色が、印刷ではほぼ出ない——これは例外なくそうなります。変換後に色がくすむのは正常な挙動です

・塗り足し：各辺 3 mm 以上。塗り足しとはデザイン原稿の外側に設けた「余分の色面」で、断裁時に微細なズレが出ても白い素地が見えないようにするためのもの。台湾の印刷業界では 3 mm が最低限の目安、欧米では 5 mm も珍しくありません。塗り足しを入れ忘れるのは初心者が最も踏む地雷です

この 3 項目はデザイナー側で守れる最初の砦であり、[MINDS 入稿三関門](https://www.mindscmyk.com/)フローの前段にあたります。ここを通過すれば、差戻し率は大きく下がります

## 印刷会社側に任せていい作業

文字のアウトライン化（編集可能なフォントをパスへ変換）、面付け、オーバープリントマーク、ICC プロファイルの埋め込みは、いずれも製前の専門領域。印刷会社の prepress 部門に任せるのが結局一番楽です。デザイナーが自分でアウトライン化すると抜けや変換ミスを生みやすく、むしろ新たなトラブルを招きます

よくある落とし穴がもう一つ。「塗り足しさえ入れれば安心」と思い込んで「安全領域」をおろそかにするケースです。重要な文字や図柄はトンボから最低 3 mm 内側に離すこと。断裁の誤差が入ると、文字の角がちょん切られることがあります。塗り足しとは別物ですが、よく一緒に忘れられます

カラー管理の高度な設定（ICC プロファイルのマッピングや PSO 認証、FOGRA ドイツ印刷研究協会が推進する工程標準化認証）は、印刷会社内の工程に任せて大丈夫。ブランドカラーマニュアルのように色に対する要求が特に厳しい案件を除けば、クライアント側がここまで理解する必要はありません

## それでも差戻しされるケースの理由

3 関門を守っていても、印刷会社の prepress 段階で差戻しされることがあります。よくある原因は 4 つ

・フォントが埋め込まれていない／アウトライン化されておらず、印刷機起動時に缺字のアラートが出る

・透明効果やレイヤーが統合されておらず、RIP（印刷機用のラスター画像プロセッサ）が解釈できない

・黒を「純黒 K100」にしていて、四色黒を使っていない。大面積の黒で裏移りムラが出やすい

・塗り足しの方向が誤っている、または入っていないため、裏刷り加工に影響する

この 4 つは入稿前に自分で再チェック可能。オンライン発注システムならここでエラーを先にはじくので、やり取りの往復時間を節約できます

## 初めて入稿する人へのおすすめフロー

ぼくのおすすめはこの 3 ステップです。まず Illustrator か InDesign でアートワークを仕上げ、PDF/X-1a（印刷用の工業標準 PDF 形式）で書き出す。アップロード前に 3 関門（解像度・カラー・塗り足し）を自分で一度回す。アップロード後は印刷会社からの確認返信を待ち、すぐに「刷って」と催促しないこと。少量の名刺・ステッカー・DM ならオンライン発注が便利。ブランドの年次カタログ・パッケージ・特殊後加工が必要なら、フルカスタムの商業印刷会社でないと対応できません

## 要点整理

・Artwork はデザイン原稿、prepress は製前工程。責任の所在が違う

・デザイナー側で 300 dpi・CMYK・塗り足し 3 mm の 3 関門を守れば、差戻し率は半減する

・文字のアウトライン化・面付け・オーバープリントマークは印刷会社へ任せる。自前でやらない

・安全領域と塗り足しは別物。重要要素はトンボから 3 mm 以上内側へ

・初めての入稿はオンライン発注を優先。問題が顕在化したらフルカスタム印刷会社へステップアップ

## もう一歩踏み込んで

デザイナーから見れば artwork の綺麗さが印刷会社とのやり取りコストを決める。印刷会社側から見れば prepress の標準化がスケジュールと良品率を決める。両者が同じ言語（解像度・カラー・塗り足し・安全領域・ファイル形式）で揃うと、サプライチェーン全体がかなり滑らかに回ります

次にやること：過去に差戻されたファイルが手元にあるなら、今すぐ 3 関門と照らし合わせてみてください。ほぼ確実に当時の問題点が見つかります。チーム用の入稿 SOP を作りたいなら、[MINDS Knowledge Academy コンサルタントチーム](https://mindsprt.dev)の入稿テンプレートから始めると楽です。よくある差戻し原因を社内チェックリスト化すれば、新人の立ち上がりも早くなります

## 関連リンク

・[MINDS 印刷｜中〜高単価のフルカスタム商業印刷](https://www.mindscmyk.com/)

・[MINDS Print｜中〜低単価のオンライン小売り印刷](https://www.mindsprt.com/)

・[MINDS Knowledge Academy コンサルタントチーム](https://mindsprt.dev)

## FAQ / よくある質問

### artwork と prepress は日本語では何と言う？

Artwork は「アートワーク」または「入稿データ」、prepress は「プリプレス」または「製前工程」と訳されます。業界では両方の英語が普通に出てくるので、そのまま覚えてしまうのが実用的です

### 印刷に必要な解像度はどのくらい？

オフセット印刷なら 300 dpi が目安、デジタル印刷なら 200 dpi 以上でも許容範囲です。これを下回ると粒状感やボケが目立ち、ISO 12647 が求める画像品質の基本ラインを満たせません

### RGB のまま入稿するとどうなる？

印刷会社が CMYK に変換してくれますが、その時点で色は確実にずれます。特にビビッドな色は影響が大きい。デザインソフト側で先に変換して色味を確認しておくほうが、画面と印刷物のギャップを防げます

### 塗り足しは 3 mm と 5 mm どちらが正解？

台湾の印刷業界では 3 mm が最低ラインの目安、欧米や一部のハイエンド印刷会社では 5 mm を要求することも。入稿先ごとにデータ制作規定があるので、必ずそれに従って作るのが安全です

### PDF/X-1a とは何ですか？

PDF/X-1a は印刷専用に設計された PDF 形式の標準規格です。フォント埋め込み済み・CMYK 限定・透明効果なしの状態になっており、印刷会社の RIP でそのまま処理できます。入稿初心者はこの形式を選べば間違いありません


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